こんにちは、maggy です。ある海外の観光パンフレット(日本語版)を読み返していたところ、この文章は明らかに機械翻訳だな…ということに気が付きました。
それ自体はよくあることですが、ある高級レストラン(仮名:ABC レストラン)の紹介欄にあった、この一文を見逃すことはできませんでした。
ABC レストランには、よだれの出るような食べ物がたくさんあります。
よだれ……よだれの出るような食べ物がたくさん……ですか。レモン? 梅干し? 酢こんぶ? いやいや、海外の高級レストランだってば! という一人ツッコミを入れてしまったのですが。
お察しの方もいらっしゃるかと思いますが、こちらはおそらく、英語の形容詞 mouth-watering を直訳したのではないかと思われます。
mouth-watering とは、こんな意味です。
mouth-watering
[形]〈食べ物が〉よだれの出るような、おいしそうな参考:Yahoo!辞書
動物としての条件反射としては事実ではありますが、高級レストランでその表現はちょっと避けていただきたいですよね。
あまりにも直接的な表現にパンチをくらった気分でした。それとも、そのレストランに行ったら、ダラダラよだれが出てしまわざるを得ない奇跡的においしいメニューか何かがあるんでしょうか。気になります。
おまけ : 機械翻訳のやや不自然な表現は、ネタや笑いを提供することはあっても、売上にはつながらないかもしれませんね。「スピード翻訳」サービスで、プロの翻訳者にお任せしましょう。
photo : “Non-SRC Leaflets” by Jani Helle