こんにちは、maggy です。7 月 1 日は「国民安全の日」という記念日なんだそうです。1960 年に産業災害や交通事故の増加を受けて、日本国民に交通安全を啓発するために制定されたとのこと。
以前、国際運転免許証を取得した旨をお話しました。
今回は、アメリカ、イギリス、ニュージーランド、ジャマイカなどの道路で見かける、交通安全のための”ちょっと変わったもの”をご紹介します。
それは、「sleeping police(眠っている警察官)」です。道路に横たわり、微動だにせず熟睡しております。しかも、結構こんもりしています。
一体どういう状態で寝ているのか……といいますと、百聞は一見にしかず。写真をご覧ください。
つまり、自動車を減速させるための隆起のことです。アメリカや日本では speed bump(スピードバンプ)と呼びますが、イギリスやジャマイカなどでは、道路でスピードの出し過ぎを見張る警察官に見立てて sleeping police あるいは、sleeping policemen と呼ぶのです。
ニュージーランドでは、ヘラジカを意味する moose(ムース) とも呼ぶそうです。そういえばニュージーランドに行ったとき、大自然に囲まれながらのドライブは気持ちが良かったものの、道路にゴロゴロと動物の死体が横たわっていたのを覚えています(かわいそうですが!)。ニュージーランドらしいですね。
道路で”寝ずの番”をしている警察官、あるいはヘラジカ。日本でローカライズするとしたら、なんと呼ぶのがいいでしょう。……なんていう考え事をしながら運転をしてはいけませんね。本日を機に改めて気を付けましょう。
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photo : “Traffic calming with aggressive speed bumps 1” by joshua_putnam