「ネットスーパー」や「ネットショップ」は和製英語?「置き配」や「セルフレジ」は英語で何と言う?

7月 30th, 2020 | Posted by maggy in 小ネタ
'Follow Shopping basket and hand in a rubber glove isolated on blue background. Safe shopping concept.' by Jernej Furman

こんにちは、maggy です。最近、食品や日用品はほとんどネットスーパーで買っています。移動の時間が省けますし、重いものを運ばなくていいのはラクですね。

実は初めて使ったのは約10年前にロンドンに住んでいたとき。「外国のミルクって重くて運ぶのがツライ……」とボヤいていたら、親切な大家さんがパソコンの画面で注文の仕方を教えてくれたのです。

ただ、インターネットスーパーマーケットを略したネットスーパーというこの言葉は、実は和製英語。英語圏では online supermarket online grocery と言います。

ネットスーパー = online supermarket / online grocery

英語圏ではインターネットの〜と言いたいときは ネット = net よりも、オンライン = online のほうが主流。ネットスーパーに限らずネットショップ全般は、オンラインストア / オンラインショップ = online store / online shop と呼ばれます。

ネットショップ = online store / online shop

スーパーマーケットのことも、英語圏では略してスーパーとは言わないので気を付けましょう。

ついでに配達関係の言葉も覚えておきましょう。

宅配 = home delivery
ネット配送 = online delivery
配達無料 = free delivery
同日配達 = same day delivery
翌日配達 = next day delivery

最近よく聞く、自宅前やガレージなどの指定した場所に置いておいてもらう置き配指定サービス(置き配)は、英語で unattended delivery と言います。

置き配 = unattended delivery

attend はそのままカタカナ用語でアテンドするとも言いますが、付き添う、接待するという意味でしたね。un- はその逆の意味になる接頭辞です。

そういえば、セルフレジ / 無人レジに初めてトライしたのもロンドンでした。最初の頃は英語が通じないのが怖くて、機械のほうが気楽だったんです。最近は日本でも増えてきました。

レジキャッシュレジスターの略ですが、こちらも英語圏では使いません。レジ係 / 会計係のことは cashier、お会計コーナーのことは checkout と言います。

レジ係 / 会計係 = cashier
レジ / お会計コーナー = checkout
セルフレジ / 無人レジ = self checkout

慣れ親しんだ身近な言葉なのに、意外とたくさん和製英語が潜んでますね。未だにかなり気を付けないと、英語圏でもスーパーレジを探してしまうのでした。

こちらもご参考ください♪
スーパーでお買い物。「レジ袋」や「買い物袋」は英語で何て言う?

おまけ
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