緊急事態対策に英語や多言語で「コンティンジェンシープラン(Contingency Plan)」を作っておこう

5月 22nd, 2020 | Posted by maggy in 小ネタ - (緊急事態対策に英語や多言語で「コンティンジェンシープラン(Contingency Plan)」を作っておこう はコメントを受け付けていません)
'Falling Star' by Kenneth Lu

こんにちは、maggy です。パンデミッククラスターソーシャルディスタンスと、聴き慣れなかった用語にもなんだか慣れてきました。ここでもう一つ、心を落ち着けて覚えておきたいのが、コンティンジェンシープランです。

Contingency Plan = コンティンジェンシープラン、緊急対応策

想定外の事態が起きたときのために、事前に定めておく対応策や行動手順のこと

自然災害テロ情報漏洩、そして疫病などの緊急事態が起きたとき、予め対策を決めておけば早く行動でき、損害を最小限に抑えることができます。

サブプライム(subprime)メルトダウン(meltdown)など、私たちは不測の事態 = contingency situation を言葉とともに理解し、超えてきました。

今回も世界中で前代未聞の状況 = unprecedented situationが続いた経験を生かし、これからいつ、どこで、何があっても、あらゆる想定をカバーした対策をしていきましょう。

私のほうもただいま、担当している国際プロジェクトのコンティンジェンシープランをまとめていたところです。これから英語、中国語他、多言語にも翻訳予定。特に国際プロジェクトでは、万一の際に指示を明確に伝え、迅速に実行に移すためにも、現地の言葉の翻訳版を用意して、関係者 = stakeholdersと合意を取っておきたいですね。

さらに、コンティンジェンシープランのなかでよく使われる言葉がラストリゾートです。

Last Resort = 最終手段、最後の切り札

ここで言う Resort は、リゾート地・行楽地という意味ではなく、頼みの綱という意味。コンティンジェンシープランはプランA、B、C…などと状況や深刻別に段階をつけて策を練ることが多いですが、最後の最後の砦となる策が、ラストリゾートというわけです。

日本人としてはどうしても、まるで最後の楽園のように聞こえちゃいますね。前代未聞、1カ月以上の在宅勤務と隔離生活をしながら、慣れない用語を使ってみていたら、

(もし隕石が落下したら人類は、最後の楽園を探して最果ての孤島へ、はたまた宇宙へ………………?)

なんて壮大な想定、というか空想を巡らしてしまいました。
いずれの想定も、滅多に起きないと願いたいですけれど。

皆さま、どうか心身健康で、ご無事でありますように!

おまけラストリゾート(最終手段)ファーストリゾート(はじめの手段)も、「スピード翻訳」にお任せください。急に翻訳が必要なときに備えて、ブックマークしておいてくださいね♪