「からあげ棒」を英語でおいしそうに紹介すると?

8月 8th, 2013 | Posted by maggy in 小ネタ

こんにちは、magy です。前回レポートしました、イギリス版「ジャパン・エキスポ」とも言える「HYPER JAPAN 2013」では日本食のフードコートエリアもあり、こちらも大盛況でした。

ロンドンでおなじみの寿司(Sushi)や麺類(Noodle)に加えて、からあげ棒、お好み焼き、かき氷といった B 級グルメのラインアップも。日本の新しい食べ物に挑戦してみようと、看板やメニュー表を凝視するイギリス人の皆さん。その顔、真剣そのものです。

出展者の日本人の皆さんも、「このお店みたいにさぁ、大きな写真を掲げた方が分かりやすかったんじゃない?」「今からプリント、間に合う?」と、お互いの PR 方法を参考にして、工夫を凝らしているようでした。

さて、看板いっぱいに、からあげ棒の写真がプリントされたこの看板。分かりやすくて目を引いていましたが、英語の宣伝文句にもご注目ください。Japanese Style Fried Chicken Skewer とありますね。

Skewer とは焼き串のこと。Stick とは言わないんですね。また、単にフライドチキンとは言わずに、Japanese style と冠がついていたり、さらには Kara-age Boローマ字も併記もされています。日本文化好きは、こんなちょっとしたポイントに、ついそそられるのかも。

さらには、「Crispy(サクサク)!」「Succulent(ジューシーな)!」という形容詞 2 連打で食感を想像しちゃったら、あとはもう、この写真の男の子たちのように、かぶりつくだけ!……ということだったのかもしれません。

ちなみに別の屋台で、チャーシュー麺には Asian BBQ Pork ramen と書いてありました。冠に Asian が付き、チャーシューが BBQ Pork となりますと、あらまあ、こんがりオリエンタルな香りが漂ってきそうですね。

ブツブツとそんな分析をしながら食事を終わりかけたころ、フードコートが満席で困っている女性の姿が。「今、終わりますので、どうぞ」と声をかけて席を譲ると「やっぱり日本の人は親切ですね」と、思った以上に喜んでもらえました。

看板で、ウェブサイトで、そして直接、こちらからどんどん語りかけて、日本に興味を持ってもらいましょうね。

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