こんにちは、maggy です。プレミアムフライデーすらろくに満喫することなく地味に言語の小ネタを書いている私ですが、海外セレブのニュースを読むのは結構好きです。高級ブランドのゴージャスなドレスや宝石、 ゴージャスなホテル生活やパーティー三昧の様子を覗き見ては、別世界のスリルを楽しんでいます。もちろん、叶姉妹のお二人のファンでもあります(特に恭子様!)。
さて、そんなゴージャスとは無縁のはずの私ではありますが、海外のしかも時にビジネスの社交の場で、こんな風に声をかけられることがあります。
You look gorgeous !
= あなた、ゴージャスね!
普段より少しフォーマルな格好をしていただけなのに、そんなに派手だった???……なんて、最初のうちは心配したものでした。
というのも、カタカナ語の ゴージャス と、英語の gorgeous は、ちょっと意味が異なるのです。
カタカナ語では 「豪華な、贅沢な、きらびやかな」 というニュアンスが中心ですが、英語では 「(とても)素敵な、魅力的な、素晴らしい」 といった、もう少し一般的な褒め言葉としても使われています。
人だけではなく、 天気、 風景、そして 食べ物などを褒めるときにも使います。
会話例で見てみましょう。
【 gorgeous (weather) = 素晴らしい(天気)、快晴 】
A: What a gorgeous weather!
= なんて良い天気だろう!B: Yes, we are having a gorgeous summer this year.
= 本当ね、今年は素晴らしい(快晴続きの)夏だわ。
【 gorgeous (nature) = 美しい(自然)】
A: What a gorgeous view!
= なんて素晴らしい眺めだろう!B: Look at the gorgeous coastline…
= あの美しい海岸線を見て……。
【 gorgeous (food) = 美味しい(料理) 】
A: The food served at the restaurant was gorgeous.
= あのレストランで食べた料理はすごく美味しかったね。B: Yes, it was absolutely gorgeous!
= そうね、本当に素晴らしかったわ!
もちろん、日本で使うカタカナ語と同じく、 「豪華な、贅沢な、きらびやかな」という意味合いも。
【 gorgeous = 豪華な 】
a gorgeous dress
= 豪華なドレスa gorgeous hotel
= 豪華なホテルa gorgeous party
= 豪華なパーティー
カタカナ語よりも、英語はもっと広い意味で使える褒め言葉なのですね。
……ということで、もしも英語ネイティブの人が、
Her hair is gorgeous!
= 彼女の髪はゴージャスね!
……と言ったその目線の先を見ると、必ずしもマリー・アントワネットばりの豪華な盛髪の女性がいるとは限りません。モダンなヘアスタイルの女性や、髪がツヤツヤで美しい女性など、いろんな素晴らしい、魅力的な髪の可能性があるわけです。
英語の使い方に慣れてきたら、国際的なビジネスシーンでも海外旅行先でも、素敵なものを見つけてどんどん活用してみてくださいね。
※「セレブと celeb ~ 日本と英語での意味の違い」も、ぜひご参考ください♪
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