英語で「ちょっとお待ちください」や「少々お時間いただきます」はメールでどう書く?

8月 22nd, 2017 | Posted by maggy in 小ネタ

お待たせしました、maggy です。これまでビジネスメールには即レス・即答を心がけていたのですが、最近は少し時間をかけて戦略的に返信するように気を付けています(ひと夏過ぎて、また大人になってしまいました)。

英語のビジネスメールなら、なおさら気を遣います。お問い合わせはもちろん、交渉折衝トラブル対応などは社内や関係者と調整の上、誤解を招くような表現や失礼な表現がないか、よく見直してから送るようにしています。

そのためにまずは、「ちょっとお待ちください」「少々お時間いただきます」 と言ったひと言を即レスしておき、時間を稼ぎましょう。……とは言っても英語だと “Please wait.” しか思い浮かばない! なんて方もいらっしゃるのでは?

そこで状況に応じて使える、便利な表現をご紹介します。

【 少し時間が欲しいことを伝える 】

Please wait for a little while longer.
 = 少々お待ちください。

Could you kindly wait for a couple of days?
 = 数日間お待ちいただけますか。

We appreciate your patience as it might take some time.
 = 少し時間がかかりそうなので、ご辛抱いただけると幸いです。

「具体的な日数」を示すと、相手も安心して待つことができますね。

【 どのくらい待ってほしいか伝える 】

I’ll get in touch with you again shortly.
 = すぐに折り返します。

We will contact you again about the matter within a week.
 = 本件については一週間以内を目処にまたご連絡いたします。

We will get back to you at the soonest possible time.
 = 可能な限り早く回答いたします。

「お待たせする理由」を付け加えると、相手により理解していただけるでしょう。

【 詳細や状況を確認してから連絡したい場合 】

I will be in touch again shortly with more details.
 = 詳細とともに再度、迅速にご連絡いたします。

I will get back to you once I get any updates.
 = 最新の状況がわかり次第、折り返します。

We will see how things are going and get in touch next week.
 = 状況を見まして来週にもご連絡いたします。

【 回答に調査が必要な場合 】

I will look into the matter and get back to you tomorrow.
 = 本件について調査しまして、明日折り返します。

Please give me a few days to investigate about it.
 = 調査のために数日間いただけますでしょうか。

We will look into it and get back to you later.
 = 調査しまして後日ご連絡差し上げます。

【 社内調整が必要な場合 】

We’re going to have an internal discussion and get back to you.
 = 社内協議にかけまして、またご連絡いたします。

We’ll review internally and get back to you as soon as we can.
 = 社内で確認しまして、なるべく早く回答いたします。

【 担当者が不在の場合 】

If you could kindly wait until Monday, I am sure that my colleague, Tanaka, will get in touch with you.
 = 月曜までお待ちいただけましたら、同僚の田中が必ずご連絡いたします。

「お待たせしている間の対応」を提示するのも丁寧です。

【 待っていただく間の対応を提示する 】

In the meantime, please let me know if you have any further questions.
 = その間、もし他にご質問があればどうぞご連絡ください。

In a meanwhile, please see the attached document for additional information.
 = その間、添付の書類の追加情報にお目通しください。

結構お待たせするかもしれない場合は、相手への「感謝」をメール末尾などでも再び、十分に示しておきましょう。

【 お待ちいただくことへの感謝を示す 】

Thank you for your patience. / Your patience would be much appreciated.
 = お待ちいただきありがとうございます。

We will be back on Monday so we would appreciate your patience until then.
 = 月曜には回答いたしますので、それまでご辛抱いただけたら幸甚でございます。

状況が整い、十分に見直したら、さあ返信です!

【 返信をお待たせした場合 】

Thank you so much for waiting.
 = 大変お待たせいたしました。

We appreciate your patience in waiting for ~ (our response/ the update).
 = 〜についてご辛抱いただきありがとうございました。

※こちらの記事もご参考ください: 「返信(返事・返答)が遅くなり申し訳ありません」英語ネイティブはどう言う?

一本のメールで、プロジェクトの進捗や相手との関係が、良くも悪くもなります。
仕事への真摯な態度が英語にも表れるよう、様々な配慮をしながら英文メールを書きたいですね!

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