こんにちは、maggy です。先日、日本企業の海外駐在員の方とお話をする機会がありました。海外駐在員といえば、高い外国語コミュニケーション能力とスキル・経験が認められグローバルに活躍する、日本と各国の橋渡し役!
なぜか私、昔から駐在員に憧れを抱いていました。学生時代の就職活動のときに海外進出をしている中小メーカーなども受けたのですが、面接で「他に質問は?」と聞かれると、きまって「私にも海外駐在員になるチャンスはありますか!?」と聞いていました。
しかし体験談を伺うと、本社と現地の板挟みで、ずいぶんとストレスの多い立場なのですね。本社の人たちに、現場の時間・納期やクオリティに対する感覚の違い、その国独特の文化がなかなか伝わらないなど、トラブル続出のようで……。欧米進出とアジア進出の違いが本社に理解してもらえないことも多いそうです。
駐在員の間では「OKY(オーケーワイ)」という隠語があるそうです。これは、「O(お前が)K(来て)Y(やってみろ)」の略で、駐在員から本社への心の叫びだとか。さまざまな出来事や感情が、すべてここに凝縮している感じがしますね。
海外の日本人心理カウンセラーの方にもお会いしたこともありますが、クライアントさんは駐在員や駐在員のご家族が多いのだとか。生活でさえ大変な海外で、仕事のストレスを溜め込んでしまっては大変ですものね。国内に較べて、相談相手やはけ口も少なそうです。
現地との信頼関係を構築しながら、本社からの任務も全うするのは本当に大変そう。しかしこんなお話を伺った上でも、やはり一度は言ってみたいのです。「まったくさ、OKYだよ!」って、外国のビールでも片手に。
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photo : “Dream” by Patrik Jones