こんにちは、maggy です。先日、ホリデーをアラン諸島(Google マップ)のイニシュモア島で過ごしました。セーター ※ でも買いたいなというくらいで、これといったプランは立てていなかったのですが、港に着いてみたら「Bike Hire」と書かれた看板をあちこちに見かけます。「島を自転車で一周するのも、おもしろそう!」と思い立ち、急遽、自転車をレンタルすることにしました。
※ アランセーター、フィッシャーマンセーターと呼ばれる手編みセーターが人気
サイクルショップに立ち寄ると、渡された料金表に、下記のような種類のリストがありました。自転車ってこんなに種類があるんですね。それぞれに日本語訳と補足を付けてみました。
Mountain Bike = マウンテンバイク
City Bike = シティーバイク/シティサイクル
Electric Bike = 電動アシスト自転車
※ pedelec とも呼ぶそうです。
参考:Pedelec – WikipediaTandem Bike = 二人乗り用自転車
参考:Tandem bicycle – WikipediaChilds Bike = 子ども用自転車
Buggy = 乳母車
Tag Along = 自転車の後ろに付けて、子どもを乗せる自転車拡張ツール
英語で自転車は bike(バイク)、cycle(サイクル)、bicycle(バイセクル)といろんな呼び方をします。bike や cycle は bicycle の省略形にあたり、ちょっとカジュアルな印象になります。
日本ではバイクというとオートバイを想像してしまいますが、そちらは英語では motorcycle あるいは motorbike になります。でも、これらも省略して単に bike と言うことがあるので、ややこしいですね。レンタル時には間違わないように、実物を見せてもらうのが良さそうです。
さて、ランニングか登山かというスポーティーな恰好をした人たちが、マウンテンバイクを借りてどんどん出発していく横で、おきらく観光客といった風貌の私は、「あなたには……バスケット付き(with basket)の city bike がいいわよね?」と勧められました。
この city bike(シティバイク)というのが何なのか、唯一イメージが湧かなかったのです。そしてお店の人が持ってきたのは、カゴの付いた、わたしにも大変馴染みのある自転車……いわゆるママチャリ(写真)でした!
調べてみたら、ママチャリというのは(もちろん)俗称で、正式名はシティサイクルや、シティバイクと言うのですね(参考:シティサイクル – Wikipedia、European city bike – Wikipedia)。意外なところでママチャリに出合えたお陰で、軽快に島を移動して、美しい自然を楽しむことができました。
このように誰でも気楽に運転できるママチャリの良さは、海外でもじわじわと注目されているそうです。イギリスのロンドンでは、ママチャリを販売している、その名も Mamachari Bikes(ママチャリ・バイクス)というお店があるそうです。中東やアフリカ諸国でも人気が高まっており、日本からドバイ経由で中古品が輸出され、現地ではそのまま mamachari という名で浸透してきているのだとか(参考:ドバイで“ママチャリ”が大人気のワケ:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京)。
世界の各都市で、自然環境保護のために自動車ではなく、もっと自転車を使おうという動きもあります。ママチャリは、こうしたニーズでも一層に活躍しそうです。ママチャリは世界の mamachari になっていくのでしょうか?
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