メーデー、メーデー、メーデー! 助けて~!

5月 1st, 2013 | Posted by maki in 小ネタ

'London Mayday 2011' by Gordon McMullan

こんにちは、maki です。きょうは、5 月 1 日。メーデーです。英語で書くと、May Day。5 月 1 日には、世界の多くの国で労働者の祭典がおこなわれています。日本でも労働者集会を各地で開催しているという報道は毎年よく見かけます。日本では、ゴールデンウィークの間の日で、特に祝日には指定されていませんが、世界的には 80 以上の国で祝日になっているみたいです。

この「メーデー」ですが、緊急事態を知らせるときにも使ったりします。映画などでエンジントラブルに遭遇した飛行機のパイロットが「メーデー、メーデー、メーデー!」と 3 回言ったりするアレです。なぜ May Day が緊急事態の連絡時に使われるのか昔から気になっていました。

調べてみると、やはりこれを疑問に思っている人は多く、ウェブで簡単に見つかりました。この「メーデー」は、フランス語の venez m’aider が語源のようです。「私を助けに来て!」というフレーズの一部分 m’aider(私を助けて)だけが残ったもののようです。発案者は、Frederick Stanley Mockford。イギリスの主任無線技士だった人が 1923 年に発案しました。当時の航空機は、英仏間で運航していることが多かったため、m’aider から Mayday を提案したとのこと。覚えやすいですね。

似たような緊急信号と言えば、SOS があります。SOS の方はもう少し古く、モールス符号のために開発されたもののようです。Save Our Souls や Save Our Ship のを語源とするという説もあるようですが、これは単なる俗説のようです。SOS をモールス符号で打つと、

・・・---・・・

となります。「トントントン ツーツーツー トントントン」がわかりやすかったのでしょうね。

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photo : “London Mayday 2011” by Gordon McMullan


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