こんにちは、maggy です。昨日、駐日英国大使館とブリティッシュ・カウンシル主催の「グローバル人材の育成:日英協力の可能性」というシンポジウムに参加してきました。日本における国際ビジネスに必要なスキルを持った人材(グローバル人材)の育成の課題について、両国のスペシャリストによる活発な意見交換が行われました。
グローバル人材としての求められるスキルとして、イギリス人のスピーカーから、文法や言語の構造を理解しているという英語の基礎力に加えて、異文化理解力、コミュニケーション力、協調性、交渉力、発信力、論理的思考力などが挙げられていました。日本人としては、つい英語の基礎力にばかり目がいってしまいがちですが、それだけではないのです。
こうしたグローバル人材として求められるスキルは、翻訳のご依頼が多い、英文文書、英文ビジネスメール、英語のプレゼン資料の原稿を作成する時にも、気を付けたいポイントを示唆しているのではないでしょうか。
例えば、さまざまなバックグランドを持った人にも伝わるよう、要点を抑えて論理的に書く(論理的思考力)、相手の文化を配慮する(異文化理解力)などといったことです。
ぜひ、「スピード翻訳」に翻訳をご依頼の際には、グローバル人材としてのスキルを磨くチャンスだと捉え、上記のポイントに気を付けながら、日本語の原稿を作ってみてくださいね。
photo : “Business Meeting” by thetaxhaven