法律・契約書翻訳ってムズカシイ? 小林睦治さんに聞く!
2013/05/29 | Posted by in 翻訳者インタビュー
こんにちは、maggy です。今回は、「スピード翻訳 by GMO」 でご活躍中の小林睦治さん(翻訳者ID:marina)にインタビューをしてみました。小林さんは、主に法務関連の翻訳をこなされている方ですが、法律の文章や契約書は、日本語で読んでも難しいものばかり。どんなバックグラウンドがおありなのでしょうか?
小林睦治さん : プロフィール
会社に 40 年以上勤めて辞めましたが、ようやく好きな本が読めると、積読書を片端から読み始めました。しかし、何となく満たされない部分があって、もう少し頭を使うことをやりたいと思い始めました。
会社員時代は、石油・天然ガス探鉱開発会社で海外駐在を経験し、国際交渉、契約チェック、現地の諸法律の検討などの契約業務を担当しました。学生時代にアメリカのロースクールに留学して学んだことが、必ずしも会社で尊重されるわけでもなく、寂しく思うこともありました。そこで翻訳ならと思い、アクションを起こしました。
例えば石油・天然ガスを探鉱し、掘削する際には、利権契約、理探鉱契約や掘削契約、生産ともなればプラント契約、現地での事務所設定や、設備のための諸契約、従業員の雇用契約、コンサルタント契約など、実に多様な契約が必要となります。
私はそういった契約交渉に実際に携わってきたため、契約の翻訳を引き受けると、色々と注意する点や、契約の相手方に要確認事項などが目に付くことがあります。その時は、出しゃばらぬ程度に、翻訳者の域を出過ぎないように、注釈を付けています。それが翻訳依頼者の信頼を得ることがあるようです。
契約書の翻訳と言えば無味乾燥な感じを受けられるかもしれませんが、条項の一つ一つにビジネスの歴史や、やりとりが込められている気がします。なぜこのような内容になるのか想像しながら翻訳すると、案外面白いです。また、分量が多ければ、達成感もひときわ感じられます。
忙しくも充実したご生活が伺えます。小林さんが手がけた契約書翻訳が依頼者さんのお手元に届き、また一つ、ビジネスの歴史が刻まれていくことも、感慨深いですね。次回は、小林さんが最近気になると言う、契約書でよく登場する「ある英単語」の使用法と、週末の過ごし方について伺います。
第 2 回インタビュー : 翻訳者が教える英文契約書「shall」の使い方 小林睦治さんに聞く!
小林睦治さん : プロフィール
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