Author Archives: maggy

'relaxing together' by soulfish

こんにちは、maggy です。先日、ある地域の商工会議所の交流会に顔を出してきました。

お酒を交わしながら、中小企業の社長さんや観光事業担当者さんと歓談。「この地域の伝統工芸品の魅力を世界に伝えるぞ!」という海外進出プロジェクトの計画や、「うちの製品の質が認められてね、急にヨーロッパに輸出することになってねぇ!」といったうれしい悲鳴まで、元気の出るお話をたくさん伺いました。

お酒が深くなり、身の上話なんかも飛び交います。「来月はロンドンとパリなんですよ。でも、英語がねぇ……。」「それでねぇ、急に英語の製品仕様書と契約書を用意しないといけなくなっちゃったの。どうしましょう!?」。

日本のものづくりは「 クール・ジャパン」として世界から注目が集まっていますが、いやはや、現場はこんなにも国際的になってきているんですね。思わず「まさにクールジャパンですね!」と、わたし。

すると、こう返されちゃいました。「クール? いやいや、そんな冷たそうなものじゃないさ。俺たちがやってることは、 ホット・ジャパンだよ!」。確かに、この現場の熱気と人の温かさには、「ホット・ジャパン」の方がしっくりきますね。

スピード翻訳」サービスへのご依頼にも「契約書の翻訳」「製品仕様書の翻訳」が多くあります。それぞれのご依頼の裏舞台には、こうした現場でがんばる人々の、うれしいドタバタ劇や人間ドラマがあるのかしら。交流会に参加してから、依頼者さんのお顔を想像するようになりました。

ビジネスの書類や資料の翻訳というのは、書面だけでなく、そこに込められた、日本のものづくりの心や現場のあったかさも一緒にお預かりすることなのかな、なんて思いました。

スピード翻訳」 なら、専門分野のプロの翻訳者が最短 30 分でスピード納品。現場の熱気が冷めないうちに翻訳をお届けできますね。さあ、世界を目指して「ホット・ジャパン」でいきましょう!

photo : “relaxing together” by soulfish


「ミルクティー」はイギリスで通じない? 本場の英語で何と言う?

2012/10/30 | Posted by maggy in 小ネタ - (コメントは受け付けていません。)

'making tea' by Sy Clark

こんにちは、maggy です。ミルクティーの摂取量が日頃から多く、現在、1 日 5 ~ 6 杯は飲んでいるでしょうか。これって多すぎますか? この調子では、冬はどうなることでしょう。もっとも、イギリスでホームステイをしていたときは、ホストファミリーに付き合って、もっとたくさん飲んでいましたが。

ところでこの「ミルクティー」という言葉。実は和製英語のようで、イギリスで は tea with milk などといいますし、tea といえば普通、ミルクを入れるものなのだそうです。ですので、以前 milk tea と言ったとき、イギリス人に「何それ? ミルクだらけの紅茶?」と返されました。特別にミルクが多い紅茶という意味合いに聞こえるらしいです。

「ミルクティー」が和製英語ならもちろん、「ロイヤルミルクティー」も和製英語のようで、イギリスで一度も聞いたことはありません。直訳すると、「王家のミルクだらけ茶」? 品格があるようなないような。

さらには、ミルクティーのことを、イギリスでは white tea(ホワイトティー)、ミルクの入っていないストレートの紅茶のことを black tea(ブラックティー)とも言うそうです。日本であまり聞きませんよね。ブラックティーだなんて、ずいぶん濃そうなイメージです。ブラックコーヒーみたいに、苦そうな印象も受けました。

英語だと思って使っていた言葉が和製英語だったり、英語をそのままカタカナにして翻訳したら、伝わる意味は同じかというとそうでもなく。言葉って興味深いですね。

ミルクティーから派生しまして、話は尽きません。そろそろ、7 杯目のミルクティーを淹れるとします。

photo : “making tea” by Sy Clark


映画タイトルの翻訳 英語の原題と違う? 英日翻訳・日英翻訳のマーケティング戦略

2012/10/18 | Posted by maggy in 小ネタ - (コメントは受け付けていません。)

'The September Issue by Wikipedia

こんにちは、maggy です。最近は、夜は出かけずに、もっばら自宅で映画やドラマを観て過ごしています。

というのも、海外の映画やテレビ番組が見放題というウェブサービスに加入したからです。月額制だと、なるべくたくさん観てトクをしようと、つい欲張ってしまいますね(貧乏根性?)。

昨夜観たのは、『ファッションが教えてくれること』(原題: The September Issue) 。ファッション誌『ヴォーグ』の編集長アナ・ウィンターが 2007 年 9 月号を編集する様子に密着した、アメリカのドキュメンタリー映画です( 2009 年公開)。

英語の勉強も兼ねようと、音声も字幕も英語にセッティング中、タイトルが英語の原題と日本語の邦題でずいぶん違うことに気が付きました。原題の The September Issue、邦題の『ファッションが教えてくれること』より断然カッコイイ! と思ったのは、わたしだけでしょうか?

そういえば、issue という英単語は、雑誌などの発行物の◯月号という意味のほか、論争問題という意味もありますよね(参考: Yahoo!辞書 英和辞典)。

この映画では、編集長アナをはじめ、この雑誌に関わる人たちが本気で編集方針の論争を繰り広げ、厳しいタイムリミットの中、極限状態で雑誌を制作していく様子がライブ感たっぷりに描かれています。どうも、原題の issue には、論争、問題という意味も含まれているような気がしてなりません。

『ファッションが教えてくれること』では、この issue のニュアンスに含まれる、あの編集作業の緊張感が表れていないような。かといって、『ヴォーグ9月号論争』なんてタイトルでは、肝心のターゲットである女性の目に留まらなそうですね。

ううむ。なかなか難しいものです。興行収入を左右しかねない、映画のタイトルの翻訳。きっと、さまざまな観点から大論争が繰り広げられ、決定されるのでしょうね。

つい、物思いに耽ってしまいました。

おまけ英文のプレスリリースは、作品、イベント、サービス、商品の魅力が伝わるものを作りたいですよね。「スピード翻訳」 なら、広告・広報・IR・マーケティング・メディアの分野の翻訳にも慣れた翻訳者がお手伝いできます。

photo : “The September Issue” by Wikipedia


「返信(返事・返答)が遅くなり申し訳ありません」英語ネイティブはどう言う?

2012/10/09 | Posted by maggy in 小ネタ - (コメントは受け付けていません。)

'Late' by Photo Extremist

こんにちは、maggy です。3 連休、楽しみましたか? 昨日は「体育の日」ということで、普段はパソコンの前に張り付いている私も、久しぶりに身体を動かしたりして過ごしました。

すっきりした身体と頭で、本日は溜めてしまったメールの返信に取り組んでいます。特に英語のメールは、日本語よりも書くのに時間がかかるので、急ぎでないものは後回しにしてしまいがち。冒頭が、返信が遅くなったことへのお詫びで始まることも多々……。

「返事が遅くなってごめんなさい」「返信にお時間頂戴しまして恐れ入ります」。日本語では、相手との関係性や状況によって、様々な言い方がありますが、英語でもそうです。それでは、英語の場合、どんな言い方があるのでしょうか。

私が実際にやりとりをした英語ネイティブの友人、ホストファミリー、ビジネスパートナーのメールから、ピックアップしてみました。

■ 友人より
  • Sorry for my late reply.
  • Sorry for taking long to write you back.
  • I’m so so sorry for not repling sooner.
  • I am sorry for taking rather a while to reply to it.
■ ホストファミリーより
  • I am sorry I haven’t been in touch for a while.
■ 仕事の取引先より
  • Firstly, I apologise for the delay in replying to you.

こうして並べてみると、ちょっと悲しくなってきましたね……。下記のように、返信が遅れた理由も添えてあると、ていねいで嬉しいですね。

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■ 友人より
  • I am sorry for taking rather a while to reply to it. Things have been very hectic since I got back to Edinburgh.
  • Sorry it’s taken so long to write back. My friend left May 1st and I was meaning to write you then.
■ ホストファミリーより
  • I meant to write to you sooner but we have been busy with visitors and going away.
■ 仕事の取引先より
  • Apologies for taking so long to reply but have been away in Australia and have not been keeping up with my email.

下記は、取引先の超多忙なワーキングウーマンからの、1 カ月ぶりのお返事。

■ 仕事の取引先より
  • Please accept my sincere apologies for the delay in responding. There really is no excuse for this bad behaviour.

返信が遅れたことをつらつらと説明すると、場合によっては、言い訳がましく聞こえることもあるかもしれません。このように、理由を言わないのも、潔くていいかも!?

以上、いかがでしたでしょうか。そもそも、あまりメールを溜めなければいいのかもしれませんが、いつもパソコンやスマートフォンに向かっていないで、休むときはしっかり休むことも大切ですよね。返信が遅れたことをお詫びしたいという誠実な気持ちを、相手にとって心地よい英語表現を選んで伝えられれば、ちょっとの遅れくらい、No problem なはずですよ。

さあ、来月の連休まで、がんばっていきましょう!

おまけ : 「スピード翻訳」の翻訳サービスにメールやレターの翻訳をご依頼の際は、ぜひ「コメント欄」をご活用くださいね。相手との関係性や状況をコメントで書き添えていただければ、プロの翻訳者がぴったりの表現を選んでくれますよ。

photo : “Late” by Photo Extremist


カレーにヨガ、それにパジャマ、ベランダ、シャンプーも? インドが由来の言葉

2012/09/25 | Posted by maggy in 小ネタ - (コメントは受け付けていません。)

'india portrait' by http://heatherbuckley.co.uk

こんにちは、maggy です。今年は暑さが長引きましたが、ようやく秋の空気になってきましたね。半袖のパジャマでは寒くて、夜中に目が覚めてしまいました。皆さんは、体調を崩したりしていませんか?

早起きして、ベランダの植物に水をやっていたら、ちょっと肌寒くてくしゃみが出ました。最近は節電も兼ねて、朝にシャンプーをして自然乾燥をしていたのですが、これからはそうもいかなそうです。

お昼に注文した夏野菜カレーも、そろそろ季節外れになるのかしらと思うと、急に名残惜しいものです。でも、秋といえば、おしゃれも食事も一層に楽しくなる季節! 忙しさにかまけてご無沙汰していたヨガを再開して、ちょっとは身体を絞りたいと思います。

さて、上記の文章で、赤字にした言葉の共通点は何か、お気付きですか? これらは、もともとはインドの言葉で、イギリスを経由して、日本にやってきた借用語なんです。

■ インド起源の外来語
  • パジャマ = pyjamas
  • ベランダ = veranda
  • シャンプー = shampoo
  • カレー = curry
  • ヨガ = yoga

カレーやヨガあたりはご存知だったと思いますが、実は、身近にもっとたくさんあったんですね。言われてみれば、パジャマって、マハラジャみたいな響きのような……。他にもたくさんインドからやってきた借用語はたくさんあります。ご興味をお持ちの方は、こちら(BBC – Hobson-Jobson: The words English owes to India)もどうぞ

食や文化だけでなく、さらには IT 大国としてビジネス面にも大注目のインド。ますます身近になるインドに目が離せませんね! 今夜はタンスから長袖のパジャマを出して、インドに想いを馳せながら寝ましょうか。

photo : “india portrait” by http://heatherbuckley.co.uk


グローバル人材として英語翻訳の依頼時に気を付けたいこと

2012/09/14 | Posted by maggy in 小ネタ - (コメントは受け付けていません。)

'Business Meeting' by thetaxhaven

こんにちは、maggy です。昨日、駐日英国大使館とブリティッシュ・カウンシル主催の「グローバル人材の育成:日英協力の可能性」というシンポジウムに参加してきました。日本における国際ビジネスに必要なスキルを持った人材(グローバル人材)の育成の課題について、両国のスペシャリストによる活発な意見交換が行われました。

グローバル人材としての求められるスキルとして、イギリス人のスピーカーから、文法や言語の構造を理解しているという英語の基礎力に加えて、異文化理解力、コミュニケーション力、協調性、交渉力、発信力、論理的思考力などが挙げられていました。日本人としては、つい英語の基礎力にばかり目がいってしまいがちですが、それだけではないのです。

こうしたグローバル人材として求められるスキルは、翻訳のご依頼が多い、英文文書、英文ビジネスメール、英語のプレゼン資料の原稿を作成する時にも、気を付けたいポイントを示唆しているのではないでしょうか。

例えば、さまざまなバックグランドを持った人にも伝わるよう、要点を抑えて論理的に書く(論理的思考力)、相手の文化を配慮する(異文化理解力)などといったことです。

ぜひ、「スピード翻訳」に翻訳をご依頼の際には、グローバル人材としてのスキルを磨くチャンスだと捉え、上記のポイントに気を付けながら、日本語の原稿を作ってみてくださいね。

photo : “Business Meeting” by thetaxhaven


大手外資系から突然のヘッドハンティング!?

2012/09/05 | Posted by maggy in 小ネタ - (コメントは受け付けていません。)

'Day 109 -- Taboo!' by puuikibeach

こんにちは。maggy です。先週、生まれて初めてヘッドハンティングというものを経験しました。しかも、ある大手外資系企業からでした。

正確には、外資系専門のエグゼクティブ・サーチファーム(executive search firm)から、突然、スカウトメールをもらいました。

ヘッドハンティング(head hunting)という言葉は聞いたことがありましたが、落ちこぼれ研究者上がりのライターには関係なかろうと思い興味がなく、せいぜい首狩り族の儀式のことではないことを知っている程度でした。

メールの内容を読むと、どうやら、ずいぶん前に英語で書いておいた LinkedIn のプロフィールや経歴を見てご連絡くださったようでした。いやぁ、書いておくものですね。

「詳細をお話するので、一度お会いできませんか」。さらには「無理に転職する必要はなく、今後、あなたのキャリアのお手伝いもできますので、まずは情報交換をしましょう」とありました。

物は試し。転職する予定はありませんでしたが、お会いしてみることに。「明日の夕方なら会えますよ」と気軽に返事をしたものの、その後が大変でした。

「では、打ち合わせまでに、アップデートした英語の履歴書をメール添付で送っておいてください」と言うのです。

幸い、英語の履歴書は書いたことがありましたが、かれこれ 1 年以上更新していませんでした。最近担当したこの仕事は、英語でなんて書けばいいの? 久しぶりに、辞書やインターネットと本気の格闘。しかもこの日は飲み会だったので、深夜に帰宅してからの作業になり、ほぼ徹夜するハメに。

翌日。オフィスを訪ね、ヘッドハンター(と呼ぶらしいです)と面会。会社と仕事の説明を受け、自身の経歴とキャリアビジョンについて英語で話をしました。メールで送っておいた履歴書をベースに、いろいろ質問もされました。後半は、業界の最新動向について議論したり、ジョークを言い合ったりなんかもして、楽しい時間を過ごしました。

紹介されたお仕事は好条件だったもののお断りしましたが、今後もわたしにぴったりな仕事があれば紹介していただけるらしいです。そして、来年でも、5 年後でも、仕事を探している時、キャリアに悩んでいる時、連絡すればいつでも協力してくれるというのです。

行ってみて良かったです。誰かが「チャンスは突然やってくる」とか、「普段から準備しておくことが大切」なんて教えてくれましたが、こういうことだったんですね。

このグローバル時代、英語の履歴書を準備しておくことで、仕事の可能性がグッと広がるんですね。そして、一度作ったら安心してしまわず、定期的にアップデートをしておくことも大切でしょう。今回、身を以って学びました。

英語や外国語の履歴書を作成するにあたって、語学力が心配な方、急いでいる方、プロの翻訳者にしっかり見てもらいたいという方は、「スピード翻訳」もご活用くださいね。

それにしても、久しぶりの徹夜は身にこたえました……。

おまけ : 英語で「履歴書」は resume(レジュメ)または CV = Curriculum Vitae と言います。また、resume は「再開する」の意味の「レジューム」ではなく、”résumè” のことですよ。

photo : “Day 109 — Taboo!” by puuikibeach


お尻にハァハァ? 間違いだらけの英文メール

2012/08/27 | Posted by maggy in 小ネタ - (コメントは受け付けていません。)

'Cambridge, August 2012' by DaveOnFlickr

こんにちは。maggy です。前回は、心が通じる英文メールの書き方についてお話ししました。今回は、相手を激怒させてしまった、わたしの英文メール失敗談を披露いたします。ああ、思い出すだけで恥ずかしい!

さて、イギリスに留学中の夏のこと。研究のためにケンブリッジ大学を訪れました。用事を終えた昼下がり。大学を散策すると、川でパンティングという舟遊びする人々の姿が。

折角なので、わたしも挑戦してみることに。川からしか見られない、大学の建物の裏側を行くルートを選びました。日差しの強い日でしたが、やなぎの木陰や橋の下を通っていくと、涼しくて気持ちが良かったです。

夜にはケンブリッジからうちに戻って、レポートを片付けなければいけなかったのですが、渡英したばかりの頃にお世話になったホストファミリー宛に、急いでメールを書きました。ホストファザー、ホストマザーは共にケンブリッジ大学の卒業生で、写真を見せていただいたことがあったからです。

ケンブリッジは、見せていただいた写真の通りの大変美しい街でした。有名な舟遊びの panting(パンティング)も楽しみました。舟から大学の backsides(後ろ側)を見ることができて、とても面白かったです。

しかしながら、ホストファザーからのお返事は……。まず、メールのタイトルが「間違いだらけですよ!」でした。次にメールを開けてみると、英語のミスについて下記のような指摘がありました。

Nobody goes “panting” in Cambridge (“panting” means breathing in and out very quickly), they go “punting”!! Also, Cambridge colleges have “backs” they do NOT have “backsides”.

舟遊びの「パンティング」のスペルは、panting ではなく、正しくは punting。建物の「後ろ側」は、backsides ではなく、正しくは backs なんだそうです。NOT が大文字だったりと、随分厳しく訂正されましたが、なぜ?

間違って使った英単語を、辞書で調べてみました。

panting
生理あえぎ呼吸、浅速呼吸: 動物が体温調節のために行うあえぐような呼吸。

出典 : 『Yahoo! 辞書 英和辞典』 panting(Yahoo!辞書)

せ、生理あえぎ呼吸? 言ってみれば、ハァハァでしょうか?

backside
尻(しり)、 臀部(でんぶ)。

出典 : 『Yahoo!辞書 英和辞典』 backside(Yahoo!辞書)

し、……?

わたしが書いたメールを、間違ったままで訳してみると、こんな感じだったのでしょうか。

有名な舟遊びのハァハァも楽しみました。舟から大学のお尻を見ることができて、とても面白かったです。

なんとも破廉恥なメールを送ってしまったものです。全くそんなつもりは無かったのですが……。

ホストファミリーは愛想を尽かしたのか、この後、しばらく連絡をくれなくなりました。ケンブリッジ大学卒の立派なお二人相手に、こんな下品な英語のミスは、笑い話では済まされなかったのでしょうか。それに、いかにも急いで書いたという感じで、失礼だったのでしょうね。

無事 1 カ月後には連絡が取れましたが、英語のミステイクって怖いですね。優しいホストファミリーをこんなに怒らせてしまったのだから、ましてや仕事の取引先へのビジネス文書やメールだったら、一体どうなったことやら。考えるだに恐ろしいです。

とても急いでいるときや忙しいときでも、ちょっと落ち着いて、十分見直しましょうね!

おまけ : 英文を書くだけでも時間がかかるのに、日本語と違ってパッと見ただけではなかなか間違いが見つけられないので、校正にも時間がかかってしまいますね。大切な用件や急いでいる時は、「スピード翻訳」を活用するのも、方法のひとつかも? さっきぐらいの分量のメールなら、最短 30 分の納品です。

photo : “Cambridge, August 2012″ by DaveOnFlickr


ホストファミリーと心を通わせる挨拶メールの書き方

2012/08/21 | Posted by maggy in 小ネタ - (コメントは受け付けていません。)

'Harper Lee Letters from Garden & Gun magazine' by William Arthur Fine Stationery

こんにちは、maggy です。「オリンピックが終わり、イギリス現地はどんな様子ですか?」。留学時にお世話になったホストファミリーとのメール交換は、今なお続いています。

私はこれまで、英語圏の外国で 5 軒のお宅にホームステイをしたことがあります。異国で生活を共にするご家族との初対面は、いつだって緊張します。受け入れる側だって不安なはず。どんな人なのか、違う国の食べものは口に合うか、滞在は happy か。

お互いが良い時間を過ごすために、どうしたら良いでしょうか。滞在中、家のルールやマナーを守る、積極的にコミュニケーションを取ることはもちろんですが、わたしは、ホームステイ前後のメールでのやりとりも、同じくらい重要だと思っています。

これまで成功も失敗もしましたが、今回は、出発前に送る英語の挨拶メールの書き方について、わたしの成功談をお話します。

イギリスに留学をした時のことです。最初の数週間、あるお宅のお世話になることになりました。出発前、ホストファミリーに挨拶メールをしたためました。

まず、失礼のないように、文末に Sincerely yours などの結びの言葉を入れるといった、英文レターの基本的なマナーを再確認しました。E メールなのに? ビジネスレターでもないのに? と思った方もいらっしゃるかもしれません。でも、相手が手紙(レター)の文化に親しんだ上の世代の方だと、メールといえども、こうしたマナーに厳しい場合があるのです。

次に、名前や年齢などの基本的なプロフィールに加えて、出身地、趣味、現地で行ってみたい場所や、やってみたいことを書きました。ホストファミリーと一緒に、どんなことを話してみたいか。彼らの顔や反応を想像しながら。

その結果……ホストファミリーとは、現地で会ってすぐに話が盛り上がったんですよ! 例えば、私の出身地について興味を持ってくれたようで、東京や大阪とどう違うのかなど、たくさん質問してくれました。さらに、泊めていただく部屋に入ると……。ベッドの横に、私が「行ってみたい」と書いていた観光地のパンフレットがあったのです! 嬉しくて、思わずハグをしてしまいました。

このステキな体験は、ホストファミリーの優しさがあってこそで、感謝してもし足りないです。でも、出発前に一生懸命書いたあの英文メールが、心を通わせる会話の「きっかけ」を作ったというのも、少なからずあったと思います。

ホームステイは、一生にそう何度もない、お互いにとって特別な経験です。ホストファミリーへの挨拶メールは、時間をかけ想いをこめて書いて、充実したホームステイに、さらには末永いお付き合いにつなげてくださいね!

おまけ : 日本語で書くのなら心をこめて書くことができても、同じレベルの英文を書くのは……という方は、「スピード翻訳」の翻訳サービスを使ってみてもいいかもしれません。「これからとてもお世話になるホストファミリーへのレターなので、ていねいに翻訳してください」といったコメントを書き添えて依頼することもできます(レターの翻訳のご依頼には、実際にこういうコメントを書き添える方は多いようです)。

仕上がった訳文には、あなたがよく使ったり、頻繁に使う単語やフレーズがたくさんあるかもしれません。こうしたプロの翻訳者が訳した英語をベースに、自分の英語力を身に付ける……という使い方もいいかもしれませんね。

photo : “Harper Lee Letters from Garden & Gun magazine” by William Arthur Fine Stationery


インタビュー前日、英語の論文を大量に送りつけられました

2012/08/09 | Posted by maggy in 小ネタ - (コメントは受け付けていません。)

'Bodleian Library, Oxford' by jimmyharris

はじめまして、maggy です。落ちこぼれ研究者のたまごから、ライターに転身したアラサー女子です。これから、自身のイギリス大学院留学の経験談から、役立つかサッパリわからない小ネタまで、翻訳や外国語にまつわる記事をお届けしていきます。どうぞよろしくお願いします。

さて、改めて「スピード翻訳」を見ながら、「あの時、こんなサービスを知っていたら良かったのに!」と思うイギリス留学時の苦い経験が、走馬灯のように頭の中を駆け巡りました。自戒の念と、皆さんにはもっとうまくやっていただきたいという気持ちを込めて、今回はひとつ、私の経験談をご紹介します。

イギリスの大学院で修士論文を書いていた当時の私は、リサーチに必要なインタビューのために、オックスフォード大学まで、ある教授の話を聞きに行くことになりました。教授は、「日本の学生さんがわざわざ来てくれるとは!」と、依頼を快諾してくださり、さらには、似た研究をしている大学院生さんも紹介してくれるとのこと。

「インタビューの後は、ハリー・ポッターのロケ地に行くぞ~!」などと、のんきに観光情報を調べていた前日のこと。大学院生さんから 1 通のメールが届きました。「僕が今まで書いた論文を、ぜひ読んで!」。大量の英語の論文が送られてきたのです。

道中で読もうと急いで印刷しましたが、短そうな論文 3 つの abstract(要旨)と conclusion(結論)だけ読んだあたりで、オックスフォードに着いちゃいました。

そんなこんなでキャンパスに到着。教授へのインタビューは、事前に送っておいた質問項目に沿って行うだけだったこともあり、つつがなく終わりました。その後、例の大学院生さんが登場。イギリス人かと思っていたら、タイからの留学生でした。

自分の研究の話をしていたらしいのですが、英語は訛ってるわ、専門用語をバンバン出してくるわで、正直、何を言ってるのか 5 % くらいしかわかりませんでした。苦痛の 1 時間を過ごしました。

「彼の論文の内容がもうちょっとわかっていれば、話していた内容もわかって、いい時間を過ごせただろうな……」。自分の修士論文の参考文献としても使えそうだったので、誰かがさくっと翻訳してくれて、お会いする前に大まかにでも内容を把握しておけば、全然違っていたんだろうなと思いました。

オックスフォード大学を後にし、訪れたハリー・ポッターのロケ地は、イギリスには珍しく天気こそ良かったものの、暗雲がかかっているかのように見えました。まるで悪役の登場シーンのように。

後悔先立たず。海外で過ごす限られた時間を有効に使い、リサーチや仕事のチャンス、観光のチャンスのどちらも逃さないようにしていただきたいと思います。そんなときにすこしぐらい「スピード翻訳」を使ってみてもよいのでは?
※ 通常、イギリスの修士課程は 1 年間。ホントにあっという間なんです!

おまけ : 論文の abstract は、論文の冒頭に書き添える、その論文の要旨です。日本では、そのままアブストラクトや略してアブストと呼ばれることも多いようです。200 – 300 語程度の英文で記述され、論文を読む査読者が内容を短時間で把握できるように記述しなければならないため、学術論文では非常に重要なパートになります。「スピード翻訳」にもアブストラクトの翻訳のご用命は多数いただいております。(BLOG ADMINISTRATOR 談)

photo : “Bodleian Library, Oxford” by jimmyharris