こんにちは、maggy です。ドライブが気持ちいい季節ですね。先日、初めて国際運転免許証(International Driving Permit)を取得しました。最寄りの免許センターにて、申請書の記入と写真撮影などの、ごく簡単な手続きで即日発行してもらえました。
海外で運転できるようになるなんて一大事なのに、特に試験ががあるわけでもなく、割と簡単にもらえるんですね。そういえば証明写真を撮ることを忘れていてスッピンで行ってしまい、出来上がりのソバカスと不造作に伸びた黒髪がいかにも海外で車を乗り回していそうな様だったので、まさか顔パスしたわけではない……ですよね?
もっとも、これは免許証の翻訳のような扱いで、国によっては国内免許証も併せて提示する必要があるので、必ず持参しておくべきなのだとか。また、国際運転免許証の有効期間は発給から 1 年間のみで、期限が過ぎたら返納しなければいけないそうです。
ところで日本の道路では車両は左側通行(右ハンドル)ですが、海外ではイギリスと旧イギリス領などのイギリスの影響を受けた国以外は、右側通行(左ハンドル)ですよね。一体なぜそうなったのか、以前から気になっていたので少し調べてみたのですが、どうやら諸説あって、はっきりと分からないようです。
江戸時代頃から、武士が馬に乗るときに左側から乗って右手で武器を持って戦うのに便利だったという説、あるいは武士が左腰に指している刀が触れ合うことを避けて自然と左側通行になったという説や、明治政府がイギリスの交通制度を参考にしたという説があるそうです。
どの説が有力にせよ、国境を越えて人が行き来する時代でありながらも、その背景には多様な歴史と文化があって、画一的にはいかないのは、やや煩わしいけれど大変興味深いことですね。
そういえば先日、カナダから日本に来たばかりの女性が、自己紹介で「まだ時々、車は逆方向で走っちゃいます」と言っていたのが、恐ろしすぎてちょっと笑えませんでした。海外での運転はもちろんですが、今や国内でも周りの車に気を付けるべき時代なのかもしれませんね。
photo : “Drive” by timo_w2s