オフィスで禁断の…!? 英語の新語「cyberloafing(サイバーローフィング)」とは?

2017/10/11 | Posted by maggy in 小ネタ
'Touch' by Hernán Piñera

こんにちは、maggy です。もしかして、これを読んでいる皆さんの中には、 勤務中 の方もいらっしゃいますか?

本ブログは翻訳の情報収集ということで全く問題ない(はず)ですが、勤務中についついブログやソーシャルメディアを覗いてしまうことってありますよね。

こうした 「勤務中のネット私用」 のことを、英語では 「cyberloafing(サイバーローフィング)」 と言います。

動詞の 「loaf(ローフ) = 手抜きをする、怠ける」 の前に 「cyber(サイバー)」 を付けた新語です。

【 cyber(サイバースペースの) + loaf (手抜きをする)】

cyberloaf(サイバーローフ) = (動) 勤務中にネットを私用する
cyberloafing(サイバーローフィング) = (名) 勤務中のネット私用

最近は会社のパソコンからだけでなく、私物のスマートフォンでこっそり……なんて人も増えていて、欧米ではちょっとした社会問題になっているのだとか。

「 loaf(ローフ)」 の元々の語源は 「パン」 のこと。焼いてそのまま切っていない、塊のパンやケーキのことを指します。パンのように塊で焼いた肉のことを meatloaf(ミートローフ) とも呼びますね。不可算名詞の bread を数えるのに、a loaf of bread(一斤のパン)、two loaves of bread(二斤のパン)って習いましたよね。

さらには、古英語には 「loaf-eater(ローフ・イーター) = 「ご主人のパンを食べる者」 という表現がありました。これが「loaf(ローフ) = 手抜きをする、怠ける」の語源だとか。 また、「loaf 」 +「er(〜する人)」 で、同じ意味を指します。

つまり、下記のような流れで派生したんですね。

loaf(ローフ) = (塊の)パン

loaf-eater = (ご主人のパンを食べる者)

loaf(ローフ) = 怠ける

loafer (ローファー) = 怠け者

ところで、「ローファー」 と言えば、アメリカンカジュアルの靴のことを思い出す人もいるのではないでしょうか。靴ひもを結ぶ必要がなく、簡単に履いたり脱いだりできる靴のことです。楽なことから、「loafer(ローファー)= 怠け者」と呼んだ、という説があります(詳しくは Wikipedia などをご覧ください)。 登場した当初は「紐がないなんて……!」と物議を醸したそうですが、今では日本ででも、すっかり定番となっていますね。

話を 「サイバーローフィング」 に戻しましょう。面白いことに、勤務中のネット私用は 「生産性を下げる」と主張する人と、むしろ 「生産性を高める」 と主張する人の、二手に分かれているとか。

個人的には、仕事の内容や性質によるのではないかと思います。特に終日オフィスワークという場合は、仕事に煮詰まったとき、適度なネットサーフィンは良い息抜きや新しいアイデアのヒントになることもあるのでは? デジタル時代の「ローファー」である「サイバーローフィング」も、いずれオフィスの定番になるのかもしれませんね。

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