こんにちは、maggy です。いよいよ寒さが本格的になってきました。でも、冬のお楽しみも今が旬ですね。
冬のお楽しみのスポーツといえば、やはりスキーでしょうか。先日はノルディックスキーの世界選手権が開催されました。
雪国出身なのに「ハの字型」のボーゲンがかろうじて……という私には未知の領域ですけれど、スキーにはさまざまな種類があるそうです。大別すると、このアルペンスキーとノルディックスキーの 2 つです。
私たちになじみのある、スキー場の急な雪の斜面を滑ったりターンしたりするはアルペンスキー(Alpine ski)。こちらは 20 世紀に入ってから、ヨーロッパのアルプス地方で発展したスキースタイルなんだそうです。
そして、その元になった歴史ある元祖スキーがノルディックスキー(Nordic ski)です。ノルディックスキーは、丘陵の多い北欧のスカンジナビア地方で誕生・発展したスキースタイルで、雪の積もった平野をスキーを履いて走り回る、というものです。
そもそもスキーーの発祥はノルウェーで、英語の ski はノルウェー語からの借用語なんだそうです。ということは、ノルウェーの人にとっては Nordic ski(ノルウェーのスキー)という言葉は、ちょっと不思議に聞こえるのでしょうか。
寒い話ばかりですみません。身体が冷えたら、サウナや温かいお湯で身体を温めたいですね。サウナ(sauna)はフィンランド語、イギリスで使われる geyser(自動湯沸し器)はアイスランド語を由来とする言葉だとか(参考: THE BOOK of WORDS, Tim Glynne-Jones, 2008)。
北欧からやってきた冬の楽しみは、言葉とともに世界に広がっているんですね。
おまけ :インドからやってきた言葉については、こちらの記事をご覧ください。
カレーにヨガにパジャマ? 遠い国からやってきた♪
photo : “FIS Junior Nordic National event at Crested Butte Nordic Center, Colorado” by TRAILSOURCE.COM