サマータイムが終了、デイライト・セービング・タイムはもうちょっと

10月 30th, 2013 | Posted by maggy in 小ネタ

'Sun Set' by jalalspag

こんにちは、maggy です。先日の日曜日、ヨーロッパではサマータイム(summer time)が終了しました。ご存知の通り、夏の間、太陽が出ている時間帯を有効に利用するために、時刻を 1 時間変更するという制度です。例えば、切り替えのスタート日には午前 2 時が急に午前 3 時になり、終了日は午前 3 時が午前 2 時になる、という日本人にはちょっと取っつきにくいシステムです。

調べてみたら、ヨーロッパでは 3 月の最終日曜日から 10 月の最終日曜日までがサマータイムの期間で、アメリカでは 3 月の第 2 日曜日から 11 月の第 1 日曜日までになるそうです。ヨーロッパとアメリカで違うんですね。

また、アメリカではサマータイムではなく、デイライト・セービング・タイム(daylight savings)と呼ぶそうです。詳しくは Wikipedia などをご覧ください。

電力の節約への期待もあって、一時は日本でサマータイムを導入するかどうかの議論が盛んでしたが、なかなか簡単にはいかないようです。「緯度の低いところでは、苦労の割に効果が期待できない」「日本は東西に長いので、全国画一的に導入するのが難しい」「日本は日没後も蒸し暑いので意味がない」など、地理的・気候的に何かと ”ワケあり” なんだとか。

さらには 1948 ~1951 年の 3 年間、日本でも実施されたけど不評だった、という経緯もあるとか(どなたか、経験された方はいらっしゃいますか?)。

私はサマータイムの切替日に海外にいたことが何度かありますが、慣れないとなかなか厄介です。特にアポイントメントの時間を勘違いしていないかとても不安です。1 時間前行動になっても時間を持て余しますし、1 時間も遅刻しては大変ですから。

実は、大失敗したこともあります。イギリスにて、ある会合に着物を着て行く約束をしていた日が、ちょうどサマータイムが始まる日でした。時計を 1 時間早めなければいけないのに、すっかり忘れていたのです。のんびり朝食をとっていたら、なんと迎えの車が来てしまいました。「パジャマとジーンズ以外なら、なんでもいいから!」と急かされて、ワンピースで代用しました。期待していたイギリス人の皆さん、ごめんなさい。

ホテルやお店の時計が、切り替え日を過ぎても変更されていないこともあり、紛らわしかったことも。仕事で海外とのやりとりを頻繁にされる方は、時差の確認が大変ですよね。私は最近は、スマートフォンの時計が、設定した都市の時刻を表示してくれて、自動的にサマータイムの切り替えをしてくれて便利なので、活用しています。

日本の一部企業では、就業時間にサマータイムを導入しているところもあるそうですが、今後、日本のサマータイムはどうなるのでしょうね。考えを巡らしながら父に話しかけたら「え、サンマがどうしたって?」と返されました。そうですね、もう秋ですよね。

おまけ :「スピード翻訳」の「スピード翻訳」サービスは、24 時間 365 日、お見積りから発注まで承っています。時差を確認しながら海外とやりとりをしている皆さん、翻訳が必要なときはぜひご活用ください。

photo : “Sun Set” by jalalspages


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