こんにちは、maki です。先日「スピード翻訳」の「スピード翻訳」サービスに ASEAN 諸語 5 言語が追加されました(2013/06/13)。こうした国々は、これまでは製造業などで世界の工場として活躍していきましたが、ここしばらくはこれらの国々をマーケットとしてとらえるビジネスも急増しているようです。
まあ、それはさておき、いつどんな機能を追加したかを忘れないようにメモに控えているのですが、この ASEAN 諸語の追加についてもメモしていました。スペースが限られるので、アメリカを「米」、中国を「中」と書くように、「ASEAN 追加(泰・越……」のように書こうと思いました。こういった国名の漢字表記の略称には、ちょっと自信があったのです。
タイ = 「泰」、ベトナム = 「越」、マレーシアは……思い出した「馬」だ! フィリピン = 「比」。ここまでは順調でした。インドネシアは……「印」? いや、「印」だと「印度」(インド)とかぶっちゃうな。なんだろう……。思い出せません。
しばし考えた後、いつものように Wikipedia にお世話になりました。インドネシアは、「尼」だそうです!
どうしてインドネシアが「尼」なのかというと、「印度尼西亜」の「尼」なんだそうです。ちょっと難しいですね。ちなみに中国ではほぼ同じ字で「印度尼西亞」と綴られ、略称は「印尼」。2 文字にはなってしまいますが、こちらの方がわかりやすいですね?
ちなみに、それぞれの国名の漢字表記は、以下のとおりです。
- タイ = 泰、泰国
- ベトナム = 越南
- マレーシア = 馬来西亜
- フィリピン = 比律賓
※ タガログ語は、フィリピンの公用語のひとつ
Wikipedia の「国名の漢字表記一覧」を見てみると、(もちろん使っている漢字の字体の違いはありますが)中国語でも同じ漢字で表記するんですね。でも、アメリカは全然違います。中国でも韓国でも「美国」(美)です!
日本語からインドネシア語、タイ語、ベトナム語、マレーシア語への翻訳のご依頼は、「スピード翻訳」の「スピード翻訳」サービスをご利用ください。
photo : “Bali Tradition” by wYnand!