アイスクリームよりホットなデザート!froyo(フロヨ)とは? 

5月 15th, 2013 | Posted by maggy in 小ネタ

'yoforia @ Ipanema' by keetr

こんにちは、maggy です。 5 月 15 日は明治乳業がヨーグルトの日としていて、なんでもブルガリアの長寿の秘訣としてヨーグルトを紹介したロシアのお医者さん、メチニコフの誕生日なんだとか。

もう夏のような暑い日が続いていて、ヨーグルトもいいけどアイスクリームが食べたい! でもメタボが気になる……。それでは、今、アイスクリームよりもホットな froyo(フロヨ)はいかがでしょう。

froyo とは frozen yogurt (フローズンヨーグルト)の略語で、ヨーグルトを凍らせた冷菓のことです。アイスクリームに似ているのに低脂肪で、欧米ではヘルシーでオシャレなデザートとして近年人気が高まっており、froyo(あるいは fro-yo)と呼ばれて親しまれています。専門店には色とりどりのフルーツをトッピングしたものや、何種類ものフレイバー、脂肪分ゼロの商品もあります。

もっとも、その人気の裏舞台には、メーカーによるブランディングの努力が。アイスクリームよりも健康的で、流行りでオシャレな体験ができる、そんなイメージ戦略が功を奏しているようなのです。例えば、イギリスのフローズンヨーグルトブランドである Snog のウェブサイトを見てみてください。ファッションブランドのウェブサイトをかと見まごうほどオシャレですね。

Twitter を見ていると、froyo が食べたいとか、食べたことを Twitter で逐一報告する英語のツイートを見かけるのですが、ちょっと health-concious(健康志向)でオシャレなチョイスでしょ? という自己表現も含んでいるんでしょうね。

日本でも、ここ数年でオシャレなフローズンヨーグルトの専門店が海外から進出してきて、人気もじわじわ高まってきているようです。でも、日本人は言葉を略すのが好きなのに、どうして「フロヨ」という言葉はあまり浸透していないのでしょうか? 宣伝文句にも使ったら、「フロヨなう」「フロヨってます」なんて、ちょっと流行りそうなものなのに。

しかしながら、この記事を書く際に「ふろよ」を変換したら、「風呂よ」が第一候補に出てきてしまいました。「フロヨ」と呼ばないのは、まさか日本人にとっては、「フロ」と聞けば「風呂」をイメージしてしまうから、とか……?

おまけ : 言葉は商品やサービスのイメージを作り、消費を動かす大切な要素です。製品説明やウェブサイトの宣伝文の翻訳は、「スピード翻訳」でプロの翻訳者にお任せしましょう。

photo : “yoforia @ Ipanema” by keetr

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