こんにちは、maggy です。前回は、日本のものづくりと海外輸出の現場で伺ったお話について書きましたが、先日は、日本で開催されるイベントを海外に告知するという、 国際的な広報(PR)のお仕事をしている方のお話を伺う機会がありました。
日本からどんな風に海外に情報を発信するのでしょう。海外向けプレスリリース配信代行サービスを使い、お金を払って依頼するという方法もありますが、お話を伺った方は、限られた予算を有効に使うために、広報活動はすべてご自身で行うことのほうが多いそうです。
その方法とは、まず 英文のプレスリリースを用意し、思い当たるところにどんどんメールを送るんだとか。興味を持ってくれそうな海外の人が、どんなところで情報に触れているのかを考えるそうです。例えば旅行雑誌や機内誌、やはり日本に来てもらうとなるとお金が必要なので、ラグジュアリー雑誌など。
さらには、 海外の無料プレスリリース配信サービス(free press release distribution service)を使うという方法も。ひと昔前は、すべて FAX で行っており、通信費がかさむので送り先は厳選しなければいけなかったそうですが、こうしてメールやウェブサービスを使えば無料です。
通称「外国人記者クラブ」と呼ばれる、社団法人日本外国特派員協会(Foreign Correspondents’ Club of Japan)などの報道関係者に連絡をすることもあるそうです。メディア関係者の知り合いとは、対面のお付き合いも欠かさないとのこと。
こうした活動を続けていくと、次第に、どんな案件ならどこにプレスリリースを送ったらいいかというリストもできていくそうです。
こうして情報を動かし、実際に海外から日本に人を動かすなんて、タフだけど大変やりがいのありそうなお仕事ですよね!
これらの一連の広報活動の要になるのは、やっぱり 英文のプレスリリース。そのイベントやサービス、商品の魅力が伝わるものを作りたいですよね。「スピード翻訳」 なら、広告・広報・IR・マーケティング・メディアの分野の翻訳にも慣れた翻訳者がお手伝いできます。
せっかくなら、質の高いプレスリリースを、自信を持って世界に発信しましょう! きっとそこから人の心が動き、行ってみたい! 使ってみたい! という行動につながるのではないでしょうか。
photo : “relaxing together” by soulfish