「ミルクティー」はイギリスで通じない? 本場の英語で何と言う?

10月 30th, 2012 | Posted by maggy in 小ネタ

'making tea' by Sy Clark

こんにちは、maggy です。ミルクティーの摂取量が日頃から多く、現在、1 日 5 ~ 6 杯は飲んでいるでしょうか。これって多すぎますか? この調子では、冬はどうなることでしょう。もっとも、イギリスでホームステイをしていたときは、ホストファミリーに付き合って、もっとたくさん飲んでいましたが。

ところでこの「ミルクティー」という言葉。実は和製英語のようで、イギリスで は tea with milk などといいますし、tea といえば普通、ミルクを入れるものなのだそうです。ですので、以前 milk tea と言ったとき、イギリス人に「何それ? ミルクだらけの紅茶?」と返されました。特別にミルクが多い紅茶という意味合いに聞こえるらしいです。

「ミルクティー」が和製英語ならもちろん、「ロイヤルミルクティー」も和製英語のようで、イギリスで一度も聞いたことはありません。直訳すると、「王家のミルクだらけ茶」? 品格があるようなないような。

さらには、ミルクティーのことを、イギリスでは white tea(ホワイトティー)、ミルクの入っていないストレートの紅茶のことを black tea(ブラックティー)とも言うそうです。日本であまり聞きませんよね。ブラックティーだなんて、ずいぶん濃そうなイメージです。ブラックコーヒーみたいに、苦そうな印象も受けました。

英語だと思って使っていた言葉が和製英語だったり、英語をそのままカタカナにして翻訳したら、伝わる意味は同じかというとそうでもなく。言葉って興味深いですね。

ミルクティーから派生しまして、話は尽きません。そろそろ、7 杯目のミルクティーを淹れるとします。

photo : “making tea” by Sy Clark


You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 Both comments and pings are currently closed.