09/22 が秋分の日なのは、116 年ぶり!

9月 21st, 2012 | Posted by maki in 小ネタ

'Equinox' by ideum

こんにちは、maki です。明日は、秋分の日。今年の秋分の日は、22 日なんですね。秋分の日といえば 09/23 だという印象が強かったのですが、それもそのはずで前回 09/22 が秋分の日だったのは、1896 年(明治 29 年)で 116 年ぶりなんだそうです。後ろにずれて 09/24 だったのは、1979 年(昭和 54 年)。それ以降は、ずっと 09/23。どおりで「秋分の日 = 09/23」という固定観念が強いはずです。

それに比べて、春分の日は「今年は何日だっけ?」といった感じで、ぼんやりと 03/20 ごろ……といった認識しかありません。調べてみると、今世紀に入ってからの春分の日は、

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で、20 日か 21 日のどちらかでした。春分の日も秋分の日も、何かの記念日のように最初から日が確定しているわけではなく、天体の運行の観測結果によって、昼の長さと夜の長さが同じになる日を計算して決められているので、こういう風にずれが発生することがあるんですね。特に春分の日は 2 月の閏年があったりするので、それでずれやすいのかもしれないですね。

秋分の日は、英語では Autumn(al) Equinox Day。春分の日と秋分の日は、昼と夜の長さがほぼ同じになる日です。この「昼と夜の長さが同じ」という意味があまり耳慣れない equinox という単語に込められています。equinox = equi + nox で、equal を意味し、nox は、night の意味なんだそうです(どちらもラテン語起源)。「夜が(昼と)同じ(長さ)」ということなんですね。

例年どおり 09/23 だったら、日曜日なので 09/24 の月曜日は振替休日となるわけですが、今年は土曜日なのでそれはなし。残念なような気もしますが、116 年ぶりの 09/22 の秋分の日を enjoy しましょう♪

おまけ : 今回の写真は、メキシコのチチェン・イッツァ遺跡の春分の日のカスティーヨ(ククルカン神殿)。春分の日には、太陽が上るにつれて階段のところに蛇のようにうねる影が映しだされるので有名な遺跡です。ククルカンは羽根の生えた蛇神で、春分の日はククルカンの降臨する日だとされているようです。

photo : “Equinox” by ideum


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