ホストファミリーと心を通わせる挨拶メールの書き方

8月 21st, 2012 | Posted by maggy in 小ネタ

'Harper Lee Letters from Garden & Gun magazine' by William Arthur Fine Stationery

こんにちは、maggy です。「オリンピックが終わり、イギリス現地はどんな様子ですか?」。留学時にお世話になったホストファミリーとのメール交換は、今なお続いています。

私はこれまで、英語圏の外国で 5 軒のお宅にホームステイをしたことがあります。異国で生活を共にするご家族との初対面は、いつだって緊張します。受け入れる側だって不安なはず。どんな人なのか、違う国の食べものは口に合うか、滞在は happy か。

お互いが良い時間を過ごすために、どうしたら良いでしょうか。滞在中、家のルールやマナーを守る、積極的にコミュニケーションを取ることはもちろんですが、わたしは、ホームステイ前後のメールでのやりとりも、同じくらい重要だと思っています。

これまで成功も失敗もしましたが、今回は、出発前に送る英語の挨拶メールの書き方について、わたしの成功談をお話します。

イギリスに留学をした時のことです。最初の数週間、あるお宅のお世話になることになりました。出発前、ホストファミリーに挨拶メールをしたためました。

まず、失礼のないように、文末に Sincerely yours などの結びの言葉を入れるといった、英文レターの基本的なマナーを再確認しました。E メールなのに? ビジネスレターでもないのに? と思った方もいらっしゃるかもしれません。でも、相手が手紙(レター)の文化に親しんだ上の世代の方だと、メールといえども、こうしたマナーに厳しい場合があるのです。

次に、名前や年齢などの基本的なプロフィールに加えて、出身地、趣味、現地で行ってみたい場所や、やってみたいことを書きました。ホストファミリーと一緒に、どんなことを話してみたいか。彼らの顔や反応を想像しながら。

その結果……ホストファミリーとは、現地で会ってすぐに話が盛り上がったんですよ! 例えば、私の出身地について興味を持ってくれたようで、東京や大阪とどう違うのかなど、たくさん質問してくれました。さらに、泊めていただく部屋に入ると……。ベッドの横に、私が「行ってみたい」と書いていた観光地のパンフレットがあったのです! 嬉しくて、思わずハグをしてしまいました。

このステキな体験は、ホストファミリーの優しさがあってこそで、感謝してもし足りないです。でも、出発前に一生懸命書いたあの英文メールが、心を通わせる会話の「きっかけ」を作ったというのも、少なからずあったと思います。

ホームステイは、一生にそう何度もない、お互いにとって特別な経験です。ホストファミリーへの挨拶メールは、時間をかけ想いをこめて書いて、充実したホームステイに、さらには末永いお付き合いにつなげてくださいね!

おまけ : 日本語で書くのなら心をこめて書くことができても、同じレベルの英文を書くのは……という方は、「スピード翻訳」の翻訳サービスを使ってみてもいいかもしれません。「これからとてもお世話になるホストファミリーへのレターなので、ていねいに翻訳してください」といったコメントを書き添えて依頼することもできます(レターの翻訳のご依頼には、実際にこういうコメントを書き添える方は多いようです)。

仕上がった訳文には、あなたがよく使ったり、頻繁に使う単語やフレーズがたくさんあるかもしれません。こうしたプロの翻訳者が訳した英語をベースに、自分の英語力を身に付ける……という使い方もいいかもしれませんね。

photo : “Harper Lee Letters from Garden & Gun magazine” by William Arthur Fine Stationery


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