「翻訳者にコメントを書く」欄を使って翻訳者あての簡単な指示を残せます

5月 23rd, 2012 | Posted by admin in サービス全般

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スピード翻訳」の「スピード翻訳」サービスでは、200 文字・100 ワード以内の少量のテキストでもご発注いただけるため、1 文または 1 フレーズといった極端に短いご依頼も数多く承っております。翻訳作業は、翻訳原稿の分量に比例して、翻訳時間がかかるものですが、分量が少なくても(あるいは、少ないがゆえに)前後の文脈が判断できずに翻訳に時間がかかってしまうということもあります。また、ご依頼原稿の分量を問わず、人名など固有名詞の読み方、略語の意味などを調査するために、翻訳に時間を要してしまうことがあります。

こうした場合には、自動見積りフォームの「翻訳者にコメントを書く」欄 ※ に翻訳者宛のコメントを 100 字まで書き添えることができますので、こちらを活用して、翻訳者への指示やコメントなどを残していただくと、よりよい成果物の納品が期待できるようになります。
※ 「スピード翻訳」自動見積もりフォームのお見積り結果の下(上図で赤くハイライトされた部分)

例えば、

手配は完了しています。

……という文章。これだけでは書類の作成なのか、またはその製本なのか、ハイヤーや宿泊施設の予約なのか、何の手配が完了したのかが判然としません。このような原稿は、

  • ご依頼原稿を自体を明確に書く
  • 翻訳者にコメントを書く」欄を使って、何の手配であるかを翻訳者に伝える

……という方法で、翻訳者の理解度、納品物の品質は向上させられます。

また、

東京では、アレックスがお世話をします。何かあれば聞いてください。

……の「アレックス」(Alex)は、Alexander(男性)とも Alexandra(女性)とも解釈できます。Alex が男性であることがわかっていれば、翻訳者も自信を持って、Alex の代名詞に he を使うことができます。

こうした性別の確定できない人名の他にも、日本語が原文の場合の主語の単数・複数の別略語に複数の意味がある場合(例 : WWF = “World Wide Fund for Nature” or “Word Wrestling Federation”)や、人名・地名・団体名などの固有名詞の読み方社内用語など一般にはあまり知られていないと思われる語彙については、「翻訳者にコメントを書く」欄を使って、翻訳者に指示を残すのが効果的です。

スピード翻訳」のサービスは、機械翻訳ではなく、プロの翻訳者によるサービスですので、前後の文脈や文章のトーンなどから言外の意図をくみ出すような細やかな人間の判断に基づいて適切に解釈し、納品することを努めております。納品原稿に「○○は、△△または□□のどちらとも取れますが、より一般的な△△として訳しておきました」といったコメントを翻訳者が書き残す場合もございます。こうしたコメントがある場合は、こちらもご参照いただくようお願いいたします。


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