聞き間違えだよ!! Oh, you must have misheared!

3月 30th, 2012 | Posted by chicchi in 小ネタ

Down round about by Saunderses

こんにちは、chicchi です。今回は、海外で経験した聞きまちがいや、聞きまちがえられた体験談をお話したいと思います。

日本人の発音が悪く(または、発音できなくて)聞きまちがえられた笑い話は、よく耳にしますね。

私が、実際に経験した聞き間違えられは、カフェでの話です。「カプチーノ、プリーズ」(Cappuccino, please.)と、言ったところ紅茶が出てきました。この聞かれまちがいは、1 度だけではなく何度もありました。別のカフェでもカプチーノではなく、紅茶が出てきてしまうんですね。なぜかな~と考えたところ、お店の人には「カプチーノ」が “a cup of tea” と聞こえていたのでは……と思い当たりました。”A cup of tea, please” と注文すれば、当然紅茶が出てきますよね……。多少、英語に自信があったのですが、衝撃的な体験となりました。

オーストラリアには ROUNDABOUT(ラウンドアバウト:直訳すると「ぐるぐる回れ」って感じですかね?)という円形の交差点があります。四方からやってきた車がぐるぐる回りながら、自分の進みたい方向に進んでいくという信号機のない変わった交差点があります。イギリスで考案されたシステムらしく、イギリス連邦ではかなり広まったみたいです。
※ うまく説明できていないと思うので、よくわからない方は Wikipedia の「ラウンドアバウト」の項目をご参照ください。わかりやすいアニメーションがありますよ♪

この ROUNDABOUT を通行するには、いくつかルールがあるのですが、いちばん大事なのは「必ず(オーストラリアでは?)右回り」だということなんです。ですが、留学したてのころ私は自転車で思い切り逆走していました!

そんなことしてたら、もちろん現地の方に注意を受けますよね。知らないおじさんが、急に “EAT IT!” と叫んでくるんです。オーストラリア英語の聞きとりにくい発音だったため、他にも何か言っていたようですが、この “EAT IT!” 以外はまったく理解できませんでした。「食べろ!」何を?と考えながら帰宅しましたが、やはり意味不明です。友だちに話したところ “IDIOT!” だったのでは……と結論が出ました。意味は「アホ!」、「バカヤロー!」ですね……。

IDIOT!” と “EAT IT!” を間違えるなんて……まさに「アホ」でした(笑)。

英語の発音やそのリスニングは、日本人が最も苦手とするもののひとつです。今後のことを考えれば、日本に住む私たちも克服していかなければなりません。映画や、CD を聞いているだけでは改善されない「言い慣れ」などもあると思います。今後さらに国際化が必要とされる日本の(私の?)課題となりそうです。

※ 右の人物は、Michael Jackson の “Beat It”(邦題:「今夜はビート・イット」)のパロディー “Eat It“(邦題:「今夜もイート・イット」)でスマッシュヒットを放った “Weird Al” Yankovic さんです。『タモリ倶楽部』にちょいちょい出ている Marty Friedman さんではありません。ん? あのオーストラリアのおじさんの “EAT IT!” は “BEAT IT!”(うせやがれ! どっか行け!)だったかもしれないですね

photo : “Down round about” by Saunderses
photo : “Weird Al” Yankovic by Kristine Slipson


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