こんにちは。chicchi です。きょうから私も BLOG の執筆メンバーに加わりました。本日3月15日は、私の生まれた日です。このブログを誕生日に公開できることを心より、光栄に思っています。これから、どうぞよろしくお願いいたします。
Modern Tokyo Times で、ある国際的なビジネスに関する調査で、女性の幹部の割合についてリサーチしたという記事 ※ を読みました。
※ Women holding senior management positions: Russian Federation first, Japan last
気になる日本の状況はというと 5% でなんと最下位でした……。
世界の中でも、高水準の教育を受けている国であるにも関わらずです!驚きました!!
調査した 40 の国と地域の中で、46% の企業で女性を幹部登用しているロシアが 1 位、36% のイタリアが EU で最高水準だったようです。EU の中でも比較的景気の安定しているドイツは 13% と低く、15% のデンマークと並び、低めという結果になりました。
ボツワナ、フィリピン、タイなどはいずれも 39% で高めですね。
アラブ首長国連邦は、以前はとても低かったようですが、近年では国家としての成熟を見せ、15% まで伸びています(イスラム圏でも女性の活動範囲が広がってきたということなのでしょう)。
この結果から、女性の地位向上の鍵を握っているのは、教育水準の高さや宗教、イデオロギーといった要因だけではないように感じました。先の記事でも、ドイツと日本に関しては、近代化が表層的で、保守的な考え方に基づく「仕事」という環境における性に対する差別や会社文化が似ていることが原因なのではないかと論じています。日本の出生率の低下からも見られるように、女性は昔より社会に貢献しているにも関わらず、この統計上の現状は女性の才能や教育を無駄にしてしまっているということを証明しているようです。
日本の女性は、以前の立場より強くなってきているとはいえ、この結果から見ると世界の女性からはかなり遅れているようです。控えめで、お淑やかな日本女性もかわいくていいですけど、強く自立した才能のある女性は、素敵ですよね。またそれを認められる社会になってくれることを日本の経済のためにも望みたいと思います。
私は、つい最近「スピード翻訳」を運営しているスピード翻訳株式会社に入社したばかりですが、いろいろ吸収して、実力をつけて、会社の一翼を担う存在になれればと考えています。今後ともよろしくお願いいたします!
※ 私のお仕事のひとつは「品質保証」です。「スピード翻訳」の翻訳納品物の品質の向上のためにがんばっていきます!
photo : “1969 Cornell Conference on Women exhibit poster” by Mann Library