女の子すぎる懐古主義「ガーリー・ガール(girly girl)」とは?

2月 12th, 2015 | Posted by maggy in 小ネタ

こんにちは、maggy です。ジェンダー(社会的・文化的な性の役割)がますますボーダレスする時代ですが、その流れにあえて逆走する女性たちが出現しているそうです。「好きな色はピンク、オシャレはスカートにブラウスにドット柄、趣味はもちろんお菓子づくり♪」と、伝統的な女性のジェンダーをファッション、メイク、行動から思考まで守っている女性たち。その名もガーリー・ガール(girly girl / girly girls)と呼ばれています。

「女の子らしい女の子」「女の子の中の女の子」「超女の子」「ザ・女の子」――と、わたしの考えてみた翻訳はどれもしっくりきませんが、百聞は一見にしかず、この画像検索結果ような女の子たちのことです。

最近の 225 万語の英語の書き言葉と話し言葉の使用調査によると、ここ 20 年で女性を表現する言葉として増えているのが、このガーリー・ガールなのだとか。反対に、「セクシー(sexy)」と「ブロンド(blonde)」の 2 語が急速に減っているそうです(参考:Daily Mail Online)。

ガーリー・ガールに関する他のニュース記事や彼女本人たちのブログを読んでみましたが、特徴的なのが、ガーリー・ガールであることは自身の選択であるという自覚があることだとか。社会や文化によって作られたジェンダーを押し付けられているのではなく、自分の意志でこうなりたいと思い、あるいはそれが自分らしいと感じて、自らガーリー・ガールになることを選ぶのだそう。

wikiHow に”How to Be a Girly Girl(ガーリー・ガールになる方法)“もありました。セルフチェックをしてみてはいかがでしょうか。ちなみに第一箇条がこちら。

Be graceful. Girly girls should be ladylike and graceful at all times, so try to avoid being clumsy and awkward.

(優雅でありなさい。ガーリー・ガールは常にレディらしくて優雅なのです。不格好であったり、野暮ったいようではいけません)。

わたしは第一箇条から、いきなり外れていました……

日本だったら、ガーリー・ガールならバレンタインは、やはりお決まりのハート型の手づくりチョコでしょうか。電柱の陰で待ちぶせ、それとも下駄箱にラブレター? 文に香を焚く、良い噂を立てる……と、ガーリー・ガールと呼ぶには時代を遡りすぎましたかね。

おまけ : 男女関係なく、翻訳がご入用のときは「スピード翻訳」をご活用ください。


photo : “.. RANGE ROVER ( Girly ) ..” by ● Creative Ξye ●


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