こんにちは、maggy です。春はおしゃれが楽しい季節。毎年、新しいドレス……おっと、ワンピースがほしくなります。
日本人の女性同士で、よく服や靴を褒め合いますよね。新しい服に気が付いてもらえると嬉しいので、私ももなるべく声をかけるようにしています。
海外にも、そういうガールズコミュニケーション(と言えばいいのでしょうか)があります。例えばイギリスでは、あいさつのような感覚で、靴やバッグ、服を日常的に褒め合います。
お気に入りの花柄のワンピースを着ていたら、”I like your dress“と言われたことがあります。
あれ? 今、「ドレス」と言われましたでしょうか? 着ていたのは、そんなに豪華なものでもなかったのですが……。
こちら調べてみたら、本来 one-piece(ワンピース)という言葉は、一枚布でできている洋服全般ことを指します。one-piece dress(日本で言うところのワンピース)、one-piece swimsuit(水着)などという風に使います。
one-piece dress を短縮してワンピースと呼ぶのは日本だけ。つまり和製英語なんですね。英語では、単にドレス(dress)と呼ぶのです。
日本でドレスというと舞踏会にでも行くのか、というイメージを持ってしまいますよね。英語では普段使いの dress に対して、パーティーで着るような豪華なドレスのことは party dress と呼んで区別するようです。
初めは違和感があったのですが、いつの間にか英語の dress の概念に慣れてしまいました。そしてつい日本でも「春は新しいドレスがほしくなりますね」などと言いそうになってしまうのです。
和製英語には、海外でも日本でも注意です!
photo : “Spring” by Rachael Towne